時間の使い方についての考えは、人それぞれである。一人の時間が必要な人がいれば、誰かと過ごすことに意義を感じる人もいる。

私自身、家族を持つまでは、誰かに時間を使うことに意義を感じていた。人のために時間を使うことで、自分が必要とされているような気持ちになっていたからだ。依存心が強い(強かった)私は、人と過ごしてそう感じることで、自分自身を保っていたのだろう。そのため、自分の時間がない方が嬉しく感じたし、積極的に人と一緒にいることを好んだ。


けれど、家族を持った今は違う。自分の時間が欲しいと思っている。やりたいこともある。集中したいこともある。ぼーっとしたいこともある。

なぜなら、ずっと人(子供)と一緒で、必然的に必要とされる状況下にいるからだ。一人になれる環境は極端に少ない。だから、一人の時間が欲しいと強く思う。

母親という役割は、絶対的に必要とされる環境にいる。一人になれる、時間なんてない。

だからこそ、たまに手に入る時間は、とても貴重なものである。

そういった貴重な時間を手に入れたときこそ、有意義に使いたいし、使うべきだと思う。その有意義は、私にとっては、一人の時間である。

決して、人が嫌なのではない。家族が嫌とか、子供が嫌いなわけではない。

人といることに満たされている。そして人といることで、思考に情報が入りすぎている。だから、一人になって、思考を整理したい。その整理の時間が、私にとっては、一人の時間、ただそれだけである。